目眩(めまい)

 

『いつもフワフワしている』

『ぐるぐる回って気持ち悪くて吐き気がする・・・』

『病院のレントゲンやCTでは異常がないと言われた・・・』

『めまいが起きると何もできなくなる・・・』

『どこへ行ってもめまいが改善しない・・・』

 

 

めまいには、いくつかの種類があります。

 

 

・回転性のめまい

 

自分自身もしくは天井や周囲がぐるぐると回っているような感覚がします。

吐き気や嘔吐などの症状を伴うことが多いです。

一般的な原因としては、耳の奥にある内耳や前庭神経の病気が原因になることが多く、ごく稀に脳幹や小脳などの中枢神経の病気の症状としても見られることがあります。

 

 

・浮動性・動揺性のめまい

 

自分がフワフワと宙に浮いている感覚がしたりふらついたり、身体に力が入らない状態になります。

原因としては、脳梗塞の可能性がありますのでまずは病院で検査を受けることをおすすめします。

もし脳に異常がない場合は、頭部への血液循環の悪化の影響が考えられます。

長時間のパソコン作業やスマホ操作によって眼精疲労、肩こりや頭痛、いわゆるVDT症候群でも起こります。

 

・立ちくらみ

 

目の前が急に真っ暗になったり気が遠くなったりするようなめまいで、ひどい時には失神してしまう場合もあります。

一般的に考えられる原因として、座った状態からいきなり立つ場合などに頭部への急激な血圧の変動から起こることが多いです。

 

 

肩こりからのめまいや、首のこりが原因のめまいだと思い込んでマッサージやストレッチを受ける方が多数いらっしゃると思います。

ですが、コリを柔らかくしたところでめまいは改善しません。

それはなぜかというと、根本改善ができていないからです。

また、病院から処方される薬を飲んでいるけど全く効かない・・・なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

薬を処方してもらい、効かなくなってきたら更に効果の強い薬を処方する。正直、私たちから言わせてもらうとこういったものはめまいの負の無限ループに陥れられています。

それはなぜかというと、薬は神経の伝達を遮断して症状をごまかすだけなので、全く治療にはなっていません。 そして、薬を飲めば飲むほど肝臓などの内臓が疲労して身体がゆがみ、めまいが起きやすい状態になってしまいます。

 

めまいの場合、首や肩周りの筋肉はもちろんですが、背中や腰にかけての広い範囲で筋肉が硬くなって痛みが出てしまっていることがほとんどです。

しっかりと深い部分の筋肉を柔らかくしていきます。