O脚

 

『昔からO脚だからもう治らないのでは・・・』

『X脚持ちで、長時間歩くと膝が痛くなる』

『脚が気になってスカートが履けない』

『矯正に行ったが良くならない』

『O脚またはX脚を治したいけどどこへ行けばいいかわからない・・・』

 

 

日本語で『内反膝』と呼ばれるもので、脚を揃えて立った時に両膝の関節の間が開いた状態のことを言います。俗に"ガニ股"と呼ばれることもあります。

立った状態の脚の形が、アルファベットの"O"という形のようであるということから、一般的にO脚と呼ばれています。

主な症状としては、腰から足にかけての痛みやむくみです。長時間歩くと、脚のスネの外側が疲れやすかったり、ふくらはぎや脚全体がだるさ・重さを感じることがあります。

また、ハイヒールを履いていないのに脚が疲れやすかったり、膝の痛み、人によっては腰痛や肩こりを感じる方もいます。

 

O脚とは反対に、脚を揃えて立った時に膝から下が外に開いて、膝を密着させても両方のくるぶし同士がつかないもので、所謂『外反膝』と呼ばれています。

立った状態の脚の形が、アルファベットの"X"という字に似ていることから、一般的にX脚と呼ばれています。

主な症状としては、O脚と同じように腰から足にかけての症状が多くなっています。X脚は膝の内側に負担がかかってしまうことが多いので、膝に痛みが出たり、腰に痛みが生じたりします。

更に足全体が重くなったり、むくみが出てしまったり、疲れやすくなります。O脚・X脚のどちらにも共通することは、現状で問題がなくても年齢の経過とともに痛みや症状が出てきてしまうということです。歩き回った後などは、膝の外側が痛くなったり、痺れてしまう場合もあります。

女性の場合は、プロポーションにも影響が出てしまいますので、O脚やX脚をコンプレックスに持つ方も多数いらっしゃいます。

 

・O脚・X脚になってしまう原因とは

 

生まれつきの方もいれば、病的な怪我によるもの等があります。

また、出産が原因でO脚になってしまうという方もいたっしゃいます。

女性の場合、男性よりも骨格や筋肉が弱いために、より変化しやすいと言えます。

X脚ですが、外反扁平足によって起こるねじれ歩行が原因です。X脚は足関節の内くるぶしに重心が偏るため、足裏が外方向へ傾き、アーチも消失傾向となり、「外反扁平足」になります。

歩く時に足先が必要以上に外方向へ流れる「ねじれ歩行」となってしまい、そのストレスが丈夫に伝わりますが、外反扁平足があると、膝を内側にしめる筋力が強いため、膝から下が極端に外側に湾曲してX脚になるのです。

ただ、一番多いのはO脚・X脚どちらも日々の生活習慣によって悪化させてしまう場合があります。

関節というのは、動く範囲が決まっているのですが、日常生活の中でその動く範囲というのが少しずつ変化します。膝の関節も、仕事などである一定の動きが多くなることで動く範囲が変わり、結果としてO脚やX脚を招いてしまいます。