こむら返り

 

・「寝ている時、急にふくらはぎの痛みで起きる・・・」

・「足がつって、痛みが引くまで我慢するのが辛い・・・」

・「こむら返りした時の対処法がわからない・・・」

 

こむら返りは、「足が攣(つ)る」とも言います。

筋肉が強く痙攣(けいれん)する状態で、痛みが出るほどに筋肉が強く収縮してしまう症状です。

 

*こむら=ふくらはぎの古語

 

一般的にふくらはぎに起こりやすいと言われ、筋肉を動かしすぎて疲労がたまったり、汗などで水分や電解質(ミネラル)が大量に失われた時に起こります。

 

原因は完全には解明されていませんが、ふくらはぎの筋肉自体の問題ではなく、運動神経から発生する説が有力です。

長時間のランニングなどの運動を続けると、神経と筋肉の連絡部(筋紡錘)の活動性が増加することで、運動神経の興奮性が増し、けいれんが起こると言われています。

 

予防するためには、水分補給やミネラルの補給をこまめに行うこと。

食生活の改善で解消できる場合があります。

 

あとは、体に疲労をためないことも大切です。

 

特に疲労がたまりやすい状態というのは、体のバランス自体が崩れてしまっていて、自己治癒力がうまく機能しません。

すると、筋肉への負荷が多くなり、攣ります。

 

こむら返りの場合、

「姿勢バランスが崩れて、ふくらはぎに偏った負荷が集中してしまっているしまっている」

のも原因です。

 

整骨院・整体院・鍼灸院の施術では、こむら返りの原因となる身体の歪みを正していきます。

さらに、緊張の原因である骨格のバランスも整える事で、筋肉が持つ本来の動きを取り戻して血流を良くし、こむら返りの改善へと繋がります。