慢性疲労

 

・「精神的ストレスか何なのかいつも体がだるくて、すっきりしない・・・」

・「お風呂に入ってもサプリメントを飲んでも、なかなか疲れがとれない・・・」

・「疲労感で子育てにも集中できず、子供にキツく当たってしまった・・・」

・「仕事で一日中座りっぱなしなので、疲れが抜けない・・・」

 

その原因は必ずしも肉体的な面だけではなく、子育てや職場の人間関係から来る、
精神的なストレスが原因となっている場合も増えています。

 

慢性疲労についても治療以前の問題として、知っておいて欲しいことがいくつかあります。

 

1つは水のことであり、もう1つは食事のことです。

 

これは案外重要なことなのですが、体内で水不足が起こると体が疲れます。
いわゆる脱水症状です。

喉が渇いてからでは遅すぎますし、お手洗いに行き尿に黄色い色が付いているようでは、脱水状態です。

 

よくお茶ではダメか、と聞かれます。
お茶は健康に良いものの利尿作用がありますので、水分補給の為には薄いお茶をお勧めします。

水不足は頭痛の大きな原因にもなっていますので、慢性的な頭痛の方も水を飲みましょう。

飲むコツは絶えずちょこちょこと、少しずつ飲み続けて下さい。

 

次に食事についてですが、ほとんどの方は炭水化物の過剰摂取による糖質過多だと思われます。

砂糖を使った菓子類の害などは当然ご存知かと思いますが、ご飯や麺類、パンなどを一気に食べるのも『血糖値の乱高下』を招き、日常的な疲労感の原因となります。

 

慢性疲労の原因には他にも色々とあるのですが、肉体的な面ばかりではなく、当然のことながら、精神的なストレスから疲れが抜けない場合も多々あります。

整骨・整体・鍼灸は肉体刺激からのアプローチですが、リラックスできる手技を『慰安』ではなく『治療』の目的で行います。

 

筋緊張が解れて神経興奮も落ち着くと、血液・体液の循環も良くなり、呼吸も深くなりますので、
疲れにくく、疲労からも回復しやすい身体になっていきます。

 

精神的なストレスという観点からも、人は一貫性を持つ生き物ですので、肉体的なストレスから解放されれば、当然精神的なストレスも和らぎます。

実際に慢性疲労で来られて、肉体的な面から対処した結果、
気持ちも楽になったという方は後を絶ちません。