踵(かかと)の痛み

 

『走るとかかとに痛みが走る。』

『バスケットやサッカーなどスポーツをしていてジャンプをした際に痛みが出てしまう。』

『かかと自体を指で強く押すと痛みが出る。』

『かかとだけではなくアキレス腱やくるぶしのあたりまで痛みが出てしまう。』

『かかとをつけて歩くだけで痛みが出てしまう。』

 

 

立っている時や歩いている時には、足の全体に体重や衝撃が加わります。

その割合はつま先が30%、かかとに70%と分かれるためかかとにかかる負担はつま先よりも実は多いのです。

例にあげると体重が70キロの人は一つのかかとに24キロもの重力がかかり続けるのです。

また先ほども書いた通り体重だけではなく歩く際は地面からの衝撃も加わるため体重と衝撃でかかとに負担がかかり痛みが出てしまうのです。

他にもかかとはアキレス腱やふくらはぎの筋肉が付着しているため足首を動かす際に強い牽引力がかかるため負担になり痛みにつながってしまうケースも見られます。

 

人が日常生活を送る際に一日中座っているまたは横になっている日は少なく、ほとんどの人が短い時間でも歩行や立っている時間があります。

その際に体重や衝撃がかかとに加わり、負担が増え回復力が追いつかず症状が悪化してしまうことで、痛みも増え改善が見られないケースがほとんどです。

また歩行時や起立時に左右の足に均等に体重や衝撃が加わっている事はほとんどありません。

骨盤の歪みなどからどちらかの足に体重がかかりやすくなってしまいます。

その場合もかかとの痛みや改善がなかなか難しい原因になります。

ですのでかかとの損傷だけではなく身体の歪みまで正常な状態に戻す必要があるのです。