『慢性的に首まわりが辛い・・・』
『腕や手にしびれがでていている・・・』
『車を運転していても振動がつらい・・・』
『家事をしていると首を動かしにくく辛い・・・』
『手に力が入りにくくモノを持ちにくい・・・』
『肩を揉んでも楽にならない・・・』
『病院で頚椎椎間板ヘルニアだといわれた・・・』
『症状は辛いが手術はしたくない・・・』
ヒトの首には、7つの骨があります。その骨と骨との間に、椎間板(ついかんばん)があります。
椎間板には髄核というゲル状の組織が詰まっていて、クッションの役割をしています。
一般的には、この”椎間板”が加齢などなんらかの理由で変形し、飛び出てしまう状態を頚椎椎間板ヘルニアといいます。
飛び出てしまったゲル状の組織が神経や脊髄を圧迫することで、様々な症状を引き起こします。
頸椎椎間板ヘルニアから起こる主な症状
まず、初期には首の痛みや肩こり、指先がたまにぴりっとする程度の手のしびれなどがあげられます。
少しずつ、首を後ろに反らす動作が制限されていき、腕や手にしびれだけでなく痛みがでてくるようになります。
症状が重症化してきた場合には、手や腕の感覚が無くなってしまったり、握力など筋力が低下していくことで、手先を使う作業が上手くできなくなることもあります。
※重症化してしまう前の早期治療が非常に大切です。
なぜ頚椎ヘルニアが起こるのか
頚椎椎間板ヘルニアは、頚椎の椎間板と言われるクッションの役目をするところに長期間負荷をかけ続けてしまうことが一番の原因として挙げられます。
その長期間負荷をかけ続けてしまう要因はいくつかあります。
非常に可動性が大きい部位であることや、構造上腰椎よりも外からの負担に弱いことから、姿勢や外からの力の影響を大きく受けやすいといえます。
そのため、ラグビーやサッカーなどのコンタクトスポーツ選手にも多く見られる症状です。
下記に当てはまっていないでしょうか?
ひどい猫背など姿勢が悪い…
激しいスポーツをおこなう…
交通事故や大きな怪我の経験がある…
年齢を重ねることによる骨の変形…
ほかにも様々な要因で椎間板に負荷をかけ続けることによって、椎間板ヘルニアになりやすくなります。
・姿勢の悪さ
人間の頭の重さはボーリング玉と同等の重さがあると言われています。 その重さを首で支えているのですから、姿勢が悪くなって頭が前に行ってしまうことで首への負担は通常の3倍以上になってしまいます。
・コンタクトスポーツなどの激しいスポーツ
激しいスポーツも頚椎に負荷をかける要因です。 特に、格闘技やラグビーなどの身体をぶつけるコンタクトスポーツで首に負荷をかけ続けるものは、頚椎椎間板ヘルニアになってしまう可能性が高いです。
・交通事故などの大きな怪我
これは、圧倒的な外力によって首に直接的なダメージを受けてしまってヘルニアになってしまうケースです。
・加齢による骨の変形
加齢によって変形を起こすことが、まさに頚椎に負担をかける要因になります。 50〜60代の男性に多く発症すると言われています。
1度、脊椎椎間板が変形してしまったものを元の形に戻したり、ヘルニア自体をなくすことはできませんのでご理解のほどお願いします。