肋間神経痛

 

『息を吸うだけで胸が痛い』

『痛みが強くて呼吸ができない』

『脇腹がズキンとする』

『病院へ行っても原因が分からないと言われた』

『ちょっと動くだけで背中が痛い』

 

 

そもそも『肋間神経痛』というのは病名ではなく、背骨の間から出ている『肋間神経』が分布している周辺に痛みが起こることからそういわれています。

神経のひとつに、背中から胸部の辺りの助骨に沿って走行する神経があります。そこの神経の痛みを『肋間神経痛』と呼びます。

突き刺すようなチクチクとした激しい痛みを伴うにも関わらず、検査しても特に異常が見られないことも多いです。

何の前触れもなく痛み出すことがほとんどで、全体というよりは、胸や肋骨の辺りの左右片側に痛みが出ることが多いです。痛みがあるのは数分間のうちなので比較的短時間ですが、針を刺したような鋭い痛みがあるのが特徴です。

人によっては背中や肺、脇腹などにも痛みを訴える場合があるので、人によって症状や痛む部位は様々といえます。

 

なぜ、肋間神経痛が起こるのか

残念ながら、医学的には今のところなぜ痛みが出るのか?という原因がはっきりと分かっていないといわれています。

ただ、帯状疱疹などの原因になるヘルペスウイルスが関係しているとも言われていて、免疫が低下している時に発症することが多いです。

ウイルス感染症や骨粗しょう症、内臓疾患、椎間板ヘルニアなどによっても神経が圧迫されることによって、痛みが発症する場合があります。

 

肋間神経痛が悪化する理由

それはズバリ、『疲労』です。

「どうして疲労なのか? 肋間神経痛は医学的に原因が分からないのでは? 」

と思われる方も多いかと思われます。

ですが、これによって症状が改善されなかった方の多くが、当院の施術を受けられ、お悩みが解決しています。

人間は生きていく中で、疲労を溜めながら生活しています。

その疲労こそが体の不調の原因となるのです。

人間は疲労しても、通常であれば睡眠をとることで回復します。ですが、疲労が強くなり疲労物質が増え過ぎてしまうと、睡眠だけでは回復が難しくなってしまいます。

体だけでなく、疲労物質が増えれば増えるほど、それを分解する内臓の負担が増え、内臓疲労が起こります。内臓疲労が強くなると内臓に多く血流を集めようとし、体が歪みます。また、この時前傾姿勢になるので姿勢も悪くなります。

そのため、血行不良になって、筋肉が硬くなるので、強い症状が発症するのです。