『膝が痛くて歩くのが辛い』
『膝が腫れている』
『しゃがんだり、正座をすることができない』
『膝の内側や外側が痛む』
『膝に引っかかるような違和感がある』
半月板とは、膝の関節のクッションの役割を担っている三日月型の軟骨組織の事です。
厚さは4mm程で、内側と外側に一つずつあります。
その半月板が損傷すると膝が痛むようになり、MRIを撮ってもらった結果、半月板に損傷や裂け目が見つかると半月板損傷と診断されます。
症状がひどい方は、「ロッキング」と言って膝がロックされたように動かなくなってしまう症状が出ることがあります。激痛を伴うためびっくりされてしまう方が多いです。
半月板損傷はスポーツをされている方に特に多い症状で、サッカーやバスケットボール野球などの様々なスポーツで起こることがあります。
足を地面に付いた際に、そのまま膝を内側に捻った際に発生すると言われています。
一般的には内側の半月板を損傷することが多いようです。
大きな外力が働いた場合は別として、繰り返しの動作で半月板を損傷してしまう方もいれば、しない方もいらっしゃいます。
なぜそのような違いが出てしまうのか、というとそれは、膝の関節の周りを取り囲む、筋肉や筋膜、腱が硬くなってしまっているから、です。
これらの組織が大腿骨や脛骨を通し、半月板に対して、偏りのある、圧を加えることで、痛みが出てしまいます。
膝の周りの筋肉や、腱が、柔軟であり、偏りがなければ、膝が痛むことはありません。
あなたが、現在受けている治療を始めてから、1ヶ月経過しても、症状が一向に良くならない場合は、その治療方法が、あなたのお身体にはあっていないのかもしれません。
半月板損傷で来院される患者さんに今までどのような治療を受けていたのか聞くと、
・マッサージ
・痛み止め
・干渉派
・痛み止め
・アイシング
・ストレッチ
などを受けられた、と患者さんはおっしゃることが多いです。
これらの治療を否定するわけではありませんが、それらを継続しても効果を感じられないようであれば、治療法を変える必要が、あると思われます。